防水・外壁工事に下地処理を施す理由

外壁や屋根の塗装面を整える下地処理は、美観・機能を回復させるために欠かせない工程です。下地処理では始めに、高圧洗浄機で外壁や屋根に付着している汚れ・コケを除去し、劣化した塗膜を手作業で剥がします。

なぜ塗膜を剥がす必要があるのか説明しますと、外壁にクラック（ひび割れ）がある状態では塗装を行えないからです。そのため、シーリング部分を含めて、下地処理の段階でしっかりと補修する必要があります。

その後、補修した部分を平らにする作業「肌合わせ」を施し、下塗り・中塗りへと作業を進めます。この下塗り・中塗りを施さなければ、上塗りの密着度が高まりません。つまり、下地処理は単純に塗装面を整えるだけでなく、外壁や屋根の耐久年数にも関わってくる重要な工程なのです。

 

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